2020年8月3日 えるぞう(犬)の通院記録 ~腸リンパ管拡張症(IBD)と慢性腎不全
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我が家にやってきた日のえるぞう
こんにちは。えるぞうです。
犬の方のえるぞうの闘病記録です。
前回の通院(6月27日)から約5週間後の状況です。
前回の通院 ↓↓
腎臓の数値が徐々に進行を続けているようですが、相変わらず食欲旺盛であっけらかんと生活しています。
季節のせいかそれとも持病のせいなのか、何度か吐いたり食餌を食べなかたりすることがありました。
翌日には食欲も回復していたけど気になるところです。
やはり、水分多く摂るためにドライフードに水(お湯)をかけなきゃならないのがイヤみたいです。
さて、8月3日の結果です。
(カッコ内は前回数値)
Alb 2.6(2.6)
アルブミン値は前回(6月27日)と同じでした。
一時上がり下がりしたアルブミンの数値は落ち着いていて、とりあえず安心です。
元々の持病のIBDのほうは今のところ大丈夫そうです。
BUN 126.3(121.9)
Cre 2.52(2.91)
BUNは尿素窒素、Creはクレアチ二ン、相変わらずどちらも正常値より大幅に高い状態が続いています。
(正常値は9.2~29.2)
今回は思ったほど上がっていなかったようで、先生も意外そうでした。
IBDのときもそうでしたが、どうもえるぞうは投薬などの治療にあまり反応しない代わりに病気の進行もゆっくりなところがあるようです。
それがいいことなのかどうか不明ですが、今回の数値は多少ホッとしました。
持病の方はそんなに変わりなかったのですが、CRPの数値が激増しているのがそても気になると言われました。
炎症があるとCPRが上がるようで、どんなことが考えられるかというと、歯とか皮膚になにか異常があることが多いようです。
どちらも思い当たる様子がないので、とりあえず抗生剤を2週間処方されました。
これで数値が改善しなければ精密検査をして原因を洗い出す必要があるようです。
調べてみたところ、CPR値上昇の原因として、内臓疾患や関節炎など深刻な病気が隠れているようです。
P(リン) 8.6(8.9)
前回上昇してしまい、今回も大差なく…
リンの吸着剤として炭の錠剤を前回処方されて与えています。
1日2回2錠ずつということでしたが、吐いてしまうこともあり、半分量を飲ませています。
前回分(6月27日)の尿と血液の外注検査結果です。
尿中タンパク 196.2(330.1)
尿中クレアチン 67.3(62.6)
UPC 2.92(5.27)
SDMA 27(24)
尿検査のほうはそこそこ順調のようですが、SDMAが上昇傾向なのが心配です。
その他の現時点のデータ。
体重 3.9㎏
投薬(継続中):
エナラプリル(血管拡張剤※ワンハートの後発薬)
1日2回 ※5mg錠(薄桃色)を1/2ずつ
アムロジピン(血管拡張剤)
1日1回 ※5mg錠の1/4に見えます
プレゾロドニン(ステロイド剤)
3日に1回 ※5mg錠の1/2
炭の錠剤(リンの吸着剤)
1日2回 1錠
ビクタス錠(抗生剤)
1日1回 20mg錠
体重に変化がないことも先生は意外だったようです。
食餌(ドライフード)は現状維持でロイヤルカナンの消化器サポート低脂肪を1日に60グラム(30グラム×2回)、その他は茹でたササミ、ジャガイモかサツマイモです。
今回は各検査と2週間分の薬を貰って、費用は23,000円程度でした。
持病は低空飛行で緊急対応はまだ不要な段階、今回はCRPが心配です。
もう何が出てきても驚きませんが(落ち込むけど)、通院回数増加と費用増加はやはり負担が大きいです。
えるぞうは普段と変わらず過ごしていて、好きなものを食べられないのが不憫です。
なるべく脂肪分を抑えたササミチップを自作しているのですが、それは喜んで食べます。
食べていいものは少ないけど、病気と闘いながら、少しでも生活を楽しんで欲しいと思います。