2020年5月15日 えるぞう(犬)の通院記録 ~腸リンパ管拡張症(IBD)と慢性腎不全
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こんにちは。えるぞうです。
犬の方のえるぞうの闘病記録です。
前回の通院(4月10日)から約1ヶ月目の状況です。
見たところは普通に元気そうに生活しています。
たまーーに吐くことはあるものの、食欲もあるしこれと言って変わった様子はないと思います。
前回の通院 ↓↓
さて、5月15日の結果です。
Alb 2.6
アルブミン値は前回(4月10日)に比べて回復しています。
検査の精度や体調などによる多少の増減はあるとのことなので、数字にあまり一喜一憂しないほうがいいのかもしれません。
元々の持病のIBDのほうは、今のところそれほど心配することはなさそうです。
BUN 114.2
Cre 2.32
BUNは尿素窒素、Creはクレアチ二ン、どちらも正常値より大幅に高く、腎機能低下が進んでしまっています。
今回、特に心配なのはBUN値が1ついに100を超えてしまったことです。
正常値は9.2~29.2なので、ものすごく高いですよね…
140を超えたあたりから尿毒症の症状が見られ、そうなると点滴をしなければならないようです。
腎機能が低下すると多飲多尿になり脱水状態になります。
そうするとBUN値も上がってしまうので、脱水を解消するために水を多く飲ませるように指導されました。
具体的には、ごはん(ドライフード)に水(ぬるま湯)をかけて与えるように言われました。
実は前回から指導されたようにごはんを与えていたのですが、全く水分が足りていなかったようです。
1回の食餌で100~150cc以上、1日あたり300~500ccを与えてくださいとのことです。
我が家では食餌は1日2回なので、とりあえず1食あたり100ccから始めて慣れてきたら150ccにしていきたいと思います。
P(リン)の値は前回の6.8から6.4とわずかに減少しました。
先月の通院後からリンの吸着剤を飲ませています。
カリナールコンボというサプリメントで、食餌に混ぜて与えています。
これは腎機能が低下しているため尿で体外に排出できないリンを吸着して便から排泄するサポートです。
薬ではなくサプリなのでネットで購入できます。
※ご使用を検討する際は、かかりつけの獣医師さんにご相談の上でお願いします。
前回分(4月10日)の尿の外注検査結果です。
尿中タンパク 348.9
尿中クレアチン 75.3
UPC 4.63
SDMA 28
その他の現時点のデータ。
体重 4.0㎏
投薬(継続中):
エナラプリル(血管拡張剤※ワンハートの後発薬)
1日2回 ※5mg錠(薄桃色)を1/2ずつ
アムロジピン(血管拡張剤)
1日1回 ※5mg錠の1/4に見えます
プレゾロドニン(ステロイド剤)
3日に1回 ※5mg錠の1/2
今回は各検査と40日分の薬を貰って、費用は26,000円ほどでした。
血管拡張剤をジェネリックに変更してだいぶ安くなったのですが、血液・尿・エコーなどの検査でそれなりにかかります。
食餌(ドライフード)はロイヤルカナンの消化器サポート低脂肪を1日に60グラム(30グラム×2回)、その他は茹でたササミ、ジャガイモかサツマイモです。
こちらは現状維持ですね。