腸リンパ管拡張症(IBD)と慢性腎不全 ~2020年9月12日 えるぞう(犬)の通院記録

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我が家にやってきた翌日のえるぞう

 

 

こんにちは。えるぞうです。

犬の方のえるぞうの闘病記録です。

前回の通院(8月3日)から約6週間後の状況です。

 

前回の通院 ↓↓

www.eruzouzakki.com

 

 

前回はCRP値が異常に高く何らかの炎症が考えられるということで、2週間後に再診をしました。

抗生剤を処方された結果、 2週間で標準程度にまで戻りました。

原因追及の検査はしなかったため何が原因でCRPが上がってしまったのか不明ですが、抗生剤が効いたということは何か炎症があったことは確かみたいです。

とりあえず落ち着いて安心しました。

 

その時に8月3日分の尿と血液の外注検査結果をもらいました。

 

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尿中タンパク  167.1(196.2)

尿中クレアチン   56.8(67.3)

UPC             2.94(2.92)

SDMA       21(27)

 

検査結果を見る限りでは、そんなに悪化してないみたいです。

うーーーん、なんでしょうね…

楽観的な数値ではないけど、決定的な何かもない。

今のところ元気にしているし、あまり深刻にならないようにしましょうか。

 

 

  

さて、9月12日の結果です。

(カッコ内は前回数値)

 

 

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Alb 2.8(2.6)

アルブミン値は前回(8月3日)より増加。

多少の増減はあってもAlbは心配ない感じです

元々の持病のIBDのほうは今のところ大丈夫そうです。 

本当に悪かったときは1.0まで下がってしまった時があって、あの頃に比べたら夢のようです。

 

BUN 126.0(126.3)

Cre   3.05(2.52)

BUNは尿素窒素、Creはクレアチ二ン、相変わらずどちらも正常値より大幅に高いです。

(正常値は9.2~29.2)

このあたりの数値を安定と考えるか悲観的に考えるか、先生も悩んでいたようです。

 

前回も書きましたが、えるぞうは投薬などの治療にあまり反応しない代わりに病気の進行もゆっくりなところがあるようです。

そんな話を先生にしてみたら、「うーーん、えるちゃんは生命力ありますね」と言ってました。

言われてみればそんな感じです(笑)

 

前回問題視されたCRP値、今回は0.5で全く正常値でした。

本当になんだかよくわからない犬なのです。

 

 

ぼーっとしてるように見えるのに神経質で、食いしん坊のくせに病弱で。

えるぞうは見るからに腺病質なタイプじゃないので、具合が悪いと余計不憫に思えます。

 

P(リン) 7.5(8.9)

前回に比べると多少下がったみたいです。

炭の錠剤(リンの吸着剤)の効果でしょうか。

前々回処方された分がなくなってしまったので、通販で購入したネフガードを与えています。

(そのほうが安いのです)

 

体重によると1日2回2錠ずつですが、吐いてしまうこともあるため半分量を飲ませています。

※使用を検討される場合はかかりつけの獣医師と相談の上でお願いします。

 

 

その他の現時点のデータ。

 

体重 3.85㎏

 

投薬(継続中):

エナラプリル(血管拡張剤※ワンハートの後発薬)

  1日2回 ※5mg錠(薄桃色)を1/2ずつ

アムロジピン(血管拡張剤)

  1日1回 ※5mg錠の1/4に見えます

プレゾロドニン(ステロイド剤)

  3日に1回 ※5mg錠の1/2

炭の錠剤(リンの吸着剤)

  1日2回  1錠

 

 

体重が少しずつ減っているのが気になります。

最近は食餌が気に入らないのか先住犬のマネをしているのか、すぐに食べなかったり残したりすることも。

食欲がないわけではなさそうです。

食餌(ドライフード)は現状維持でロイヤルカナン消化器サポート低脂肪を1日に60グラム(30グラム×2回)、その他は茹でたササミ、ジャガイモかサツマイモです。

 

今回は各検査と50日分の薬を貰って、費用は25,000円程度でした。

今回から病院で採尿してもらわず、家でとったものを持っていくようにしました。

病院でとってもらうと事前にエコー検査が必要になり、結果として4,000円ほど高くなります。

1年に1度程度ならいいのですが、1~2ヶ月に1回なので結構な負担になります。

 

闘病生活は患畜も飼い主も大変ですが、少しでも負担を減らしつつQOLを上げていきたいと思います。