2019年12月 キューバ女一人旅⑲ ~マス・ハバナの美味しいランチとキューバ音楽に感涙してまた一杯
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こんにちは。えるぞうです。
ハバナ旧市街散策の続きです。
前回の記事 ↓↓
ビエハ広場近くからカテドラルの方に歩いてきました。
こちらのほうが中心地かな?
観光客も多く、レストランなどがたくさんあって楽しいです。
カテドラル。
白い建築物が蒼天に映えて美しいです。
立派な建物です。
大航海時代、スペインは各町の真ん中に カテドラルとアルマス広場を造り、今でも中南米の古都にはどこにでもこれらがあります。
広場とカテドラルは同じ場所にあるもんかと思っていたら、ハバナは多少離れたところに位置していますね。
コンキスタドール(征服者)たちの像があります。
それぞれの正義と欲望に従って当時があり今につながっているのだと思います。
ハバナは素晴らしい街です。
そう思いながらも、キューバにスペインの遺産を見に来たようで複雑な想いです。
お土産屋さんと猫。
なんだか絵になりますね~
キューバの人はセンス良いんだと思います。
ハバナにはカサ・パルティクラルと呼ばれる民泊がそこら中にあります。
青い錨のマークが目印。
今回はビギナーということでホテル泊ですが、街中のカサに泊まるのも楽しそうです。
パスタでも食べたいなーと思いながらお店を探して、結局ここに。
マス・ハバナ(Mas Habana)。
地球の歩き方にも掲載されているお店です。
運良く席が空いていたようで、すぐに通されました。
フローズンマルガリータです!
これで、またキューバ旅のノルマひとつ達成。
昼間から結構強い酒です。
パスタを食べるつもりだったのにキューバンプレートに惹かれました。
ロパ・ビエハという牛肉の料理と豆のスープで8cucくらいだったと思います。
ロパ・ビエハは「古い服(ぼろきれ)」という意味で見た目でしょうか。
これがおいしかった!!
煮込んで細かくした肉と野菜がクセがなくてイイ感じの塩味で、見た目よりあっさりしててお米と合うのです。
ご飯も日本のより粘りがなくて食べやすい。
キューバで食べたもので一番おいしかったです!
海に囲まれてるけど、魚介より肉よ。
付け合わせの揚げたバナナもおいしい!
濃いめのご飯とやや薄味の豆スープがバランス良いです。
ボリューム満点の美味しいランチでした~~
余談ですが、対応してくれたスタッフさんが超可愛いお嬢さんでした。
思わず「You are very beautiful」と言ったら「グラシアス」と。
キューバは美人もイケメンも多くて目の保養になります。
ホテルの方向に戻りつつオビスポ通りで土産物を探します。
さすがに買い物は苦労しますね~
水とかビールとかちょっとしたお菓子なんかもどこで手に入るのかよくわかりません。
日本のようにいつでもなんでも欲しいものが手に入る資本主義の生活に慣れていると、社会主義のキューバはやはり不便に感じます。
一方で本質的な生き方ができるようにも思います。
音楽とダンスと愛が溢れていてなんだか楽しいのです。
夕方近くなると通り沿いのバー?で生演奏が始まり、観光客などが集まって見物してます。
人がたまってて思わず立ち止まって聞きほれてしまったお店。
詳しい場所は忘れたけどオビスポ通り沿いです。
ちょっと見るだけのつもりだったのに、1曲終わり次の曲を待ち…
そしてこうなる(笑)
あのサックスのおっちゃんに呼ばれたんだもん。
おっちゃんのサックス、抑揚とか音の掠れ方が切なくて色っぽくてとにかくすげえ!
左後方に薄っすら見えるローカルのご婦人が熱烈な投げキッスなどを贈っていました。
ボーカルのグラサンの人(やや若め)、超いい声!
地味目に冷静そうな雰囲気を醸し出しながら、歌声は安定したテノールでクールなのにクレイジーという支離滅裂な印象です。
いや、素晴らしい。
そしてギターのおっちゃん、この人、マジ名人よ…
一番真面目そうに見えたのに、実はおちゃめで人懐っこい(おとなしいけど)
私のビールを取り上げてワザを披露してくれました。
なんちゅーおもしろいおっちゃんだ(笑)
さらに、見物客乱入。
私と同じように店の外で見ていた夫婦が(多分)、楽しさにたまりかねてか店内に乱入し踊り始めました。
私のテーブルに荷物を置き目の前で(笑)
キューバにはこういう人がよくいます。
観光客もローカルの人も道で踊ってます。
もうとにかく楽しいです!
ビール代1本分でこの楽しさ!!(前述の夫婦はもちろん無料)
明日はもう帰国日だっていうのに、今になってキューバが本当に楽しいって知ってしまって、楽しくて楽しくて寂しいです…