祝・新大関朝乃山!嬉しいです!!

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こんにちは。えるぞうです。

 

朝乃山、大関昇進おめでとう!!

 

伝達式での口上。

 

「謹んでお受けいたします。大関の名に恥じぬよう、相撲を愛し、力士として正義を全うし、一生懸命努力します」

 

「愛」と「正義」という言葉が使われています。

朝乃山の母校、富山商業高校の目指す人物像「愛と正義の理想を追求する高い人格を有する人」から採用したんですね~

大関の意気込みと共に富山への郷土愛に溢れています。

 

大相撲の口上ですが、変わりましたね~

かつてはあまり一般認知度の高くない四字熟語を使うことが多かったけど、最近はわかりやすい言葉を使って、そのほうが気持ちが込もっている感じがして好感持てます。

 

 

さて、異例にして多難、そして大相撲ファンにとっては新鮮な楽しみもあった令和二年大阪場所。

場所の注目は、大関昇進のかかる朝乃山(新型コロナにも負けない)

個人的に、御嶽海に負けたのはしょーがないなあと思いました。

そもそも御嶽海はとっくに、2年位前には大関に上がってないといけない(決めつけ)

豊山に負けたのは痛かった。

同期のライバル心を舐めてた感じがしました。

いや、豊山がいい相撲だったのは間違いありません。

 

それでも横綱2連敗はさらに痛い。

横綱は綱の貫禄を見せてくれました。

特に13日目の白鵬戦。

横綱は挑戦者の右も左も殺して一気に前に出ること立会いから約5秒。

朝乃山は5秒しか土俵に居られなかったんですよ!

すげえええええ…

 

動画はこちら 

 

14日目の鶴サマ(えるぞうは鶴竜ファン)戦では最初朝乃山の攻めが有利なように見えましたが勝負を決めきれず、土俵際でこれも我慢できず投げに出ました。

(こういう雑な相撲を続けると怪我すると思う)

両者とも土俵の外に投げ出されるような格好になり、ここで朝乃山はとっさに手をつこうとしたんですよね~

やはり白鵬など名人はああいう場面で絶対に手をつこうなんてことはしません。

もはや絶望的な状況になっても最後まで勝負をあきらめず、相手より先に土俵に落ちてたまるものかという気迫があります。

(お相撲さんが倒れて手をついたら骨折する危険があります)

そういう基本に忠実な部分が最後にモノをいうんですよね~

朝乃山も一瞬で手を引っ込めたのはさすがでした。

 

動画はこちら 

 

鶴竜に話を戻すと、やはり倒れつつも朝乃山の廻しから手を離すことはありませんでした。

もの言いがつく勝負となり鶴竜が勝利しましたが、綱の執念を感じました。

 

この時点で大関昇進はかなり微妙な流れ。

とはいえ、昇進はオトナの事情も絡みます。

早急に大関に上げたいのはどっから見てもわかります。

というより、本命は横綱昇進でしょう。

大関にならなければ横綱昇進はあり得ないからね。

 

結局目安とされる3場所33勝に届かなかったものの大関昇進当確。

言わせてもらえば、高安戦は不戦勝だったんだから今場所は10勝じゃん…(なかったことにしてるけど)

 

33勝とはあくまで目安であって、安定感のある強さというのが大関に求められる条件なんですよね。

解説の北の富士さんは28勝だったそうですし(本人はそれを言われるのが相当イヤなのかあえて自分で言う)、稀勢の里だって32勝でしたからね~

 

問題は昇進後の結果だと思います。

朝乃山は幕下の頃から横綱になると信じて応援してきました。

これで満足することなく上を目指してほしいと思います。

それもあっという間に。

できれば1年くらいで(笑)