2019年12月 キューバ女一人旅⑥ ~ようやくハバナに到着。ホセ・マルティ空港からタクシーで旧市街のホテルへ。
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こんにちは。えるぞうです。
前回の記事 ↓↓
トロントから飛行機を乗り継ぐことさらに3時間半。
ようやくキューバに到着です。
いやあ…長かった。
到着時間は羽田を出発した12月25日のギリギリ当日中。
およそ20時間もかけて移動しているのに、時計は5時間ほど進んだだけっておかしいです。
移動時間も距離も長すぎて、時差がよくわからなくなってます…
さて、日本を離れて19時間半、時計の経過としては5時間ほど。
初めて見るキューバの地はすでに真っ暗ではありますが、ついに来たーーーーという感動がこみ上げます(ついでに達成感も)
ホセ・マルティ国際空港、夜のせいで暗くて周囲がよく見えないからだけではなく単純に暗いのかも…(設備上の問題で)
空港内も暗い感じです。
(すでに0時くらいですが)
構造はシンプルでわかりやすいです。
キューバと言えばラムです!モヒートです!!
疲労困憊なのに気分上がってきました~~
入国審査は特に厳しくもなく適当でもなくといった感じでした。
キューバではパスポートに入国スタンプを押されないという噂がありましたが、しっかり押印されてます。
私(の当たった担当者)だけか?と思い、同便で来たと思われる日本人の方に話しかけてみたらその方たちも押印されてたみたいです。
キューバの入国歴があるとアメリカに入国できなくなるとかいう都市伝説が本当だったら困る…(10年パスポートを更新したばっかなので)
入国審査の後で荷物が出てくるのを待ちます。
さすがにこの時間の到着便は少ないですね。
心配していたロスバゲにも遭わず荷物を確保。
順路に従って歩いているとこんなのが。
キューバはアメリカに制裁を受けていていろいろな物資の調達が難しいようですが、中国から援助を受けているんですね~
考えてみれば当たり前なんだけど。
街中のバスも、新しいものは中国製が多かったように思います。
空港の建物を出るところで最後のチェックがあります。
パスポートとツーリストカードだったと思います。
結局最後まで海外保険証明書(英語版)の提示を求められませんでした…
もしかして、これも都市伝説か?
(でも、ちゃんと持参することをお勧めします)
入国の手続きを終え空港から出ると、長袖でもちょっと寒いくらいの気候。
南国とはいえ夜中ですからね~
排気ガスの匂いが薄く漂っていて違う国に来たなあと感じさせてくれます。
とりあえず両替です。
CAMBIOというのが両替所で黄色い看板があります。
ものすごく並ぶという情報だったのですが、まあそこそこ(15~20分くらい)で両替できました。
入口にはガードマンがいて安心です。
街中で何度も両替するのはいろいろとややこしいので、まとめて6万円分両替しておきます。
60,000円=529.25CUC
この日のレートは1CUCが113円くらいでした。
ついでに1CUCだけ現地ペソのCUPに両替してみました。
こちらは、
1CUC=24CUP
ということで、24分の1ですね。
外貨の価値がスゴイと見るのか、それともお金など持たずとも生活できるのがスゴイというべきか。
いろいろ考えさせられます。
無事両替が終わって(1時間くらいかかると思ってた…)、タクシーで旧市街のホテルに向かいます。
両替所に並んでいるときからタクシーの運ちゃんに声を掛けられます。
さすがに疲れてそんなに気力がなかったので、両替の後で最初に声を掛けてきた兄ちゃんに交渉してみました。
運ちゃん「市内まで30CUC」
えるぞう「25CUCにしてくれない?」
運ちゃん「30CUCはディスカウントした金額」
まあいいか…と適当に交渉成立。
ちなみに、カタコトの英語です(自分は英単語オンリー)
近くに止めてあるタクシーに誘導され荷物を乗せてくれます。
わりと綺麗めな車でした。
なぜかツーシーターで助手席に座ります。
言葉も通じないし、話すこともなく無言で夜のハバナをかっ飛ばします。
運ちゃんは音楽をかけてたんですが、マイケル・ジャクソンだったのに軽い衝撃を受けました。
アメリカが嫌いなわけじゃないのね。
などと、余裕かましてるように書いてますが、実はけっこうドキドキでした。
もしかしてこの運ちゃんが悪い人だったらどうしよう…
女1人だし日本人(と見られてると思う)は金持ってると思われてるみたいだし。
かなり不安なまま真っ暗で何も見えない、どこに向かってるか全くわからない道路を走ってます。
街まで20分くらいみたいだけどけっこう遠い…と思っていたら、知ってる建物が見えました。
「あっゲバラ!」
感動して思わず叫びが…
そしたら、運ちゃんが「プラサ レボューション」と教えてくれました。
「Where are you from?」と質問されたので「ハポン」と答えてみました。
チェ・ゲバラへの敬意を共有できたことで、なんだかいきなり打ち解けたような気がします。
キューバの人たちにとってとても大切な存在なんだなあと体感できて嬉しかったです。
車は旧市街に入っていきます。
夜のハバナ旧市街は眠っている廃墟という感じで、本当にこの建物たちが今も使われているのか?と不思議になります。
旧市街のメインの通りに入り、「カピトリオ」「オテル・セビーリャ」などと説明してくれました。
結局、30分ほどかかって宿泊するセビーリャホテルに到着です。
(20分じゃ絶対に着かないと思う…)
(写真は翌日に撮影)
エントランスの横が車止めになっていて、運ちゃんが荷物を下ろしてくれます。
ここで30CUCを支払って、名前を訊いてみたら「リオネル」と教えてくれました。
こちらもファーストネームを名乗って(日本語の名前って外国人が発音しにくいと思う)、最後に握手してさよならしました。
なんだか旅っぽくなってきました~
楽しくなってきた!!