2019年12月 キューバ女一人旅⑧ ~ホテルの朝ごはんとハバナ観光、チェ・ゲバラを探しにグランマ号と革命博物館へ
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こんにちは。えるぞうです。
いよいよハバナ観光スタートです!
前回の記事 ↓↓
前日(実際は今日)遅くなったので朝はゆっくりするつもりだったのですが、時差のせいか空腹のせいか早く目が覚めてしまいました。
朝食はホテルの1階にあるレストランで、7時からオープンということです。
一般的な朝食提供時間より遅い感じです。
7時ちょっと前にレストランに行くと、オープンを待ってる人がいました。
(日本人もそこそこいます)
入口で部屋番号を訊かれたので「オチョ ベインティウノ(821)」と言ったら喜んでくれました。
通じてよかった。
このレストランもクラシックな雰囲気です。
とりあえずコーヒーを貰います。
旅先でゆっくりご当地のコーヒーをいただくのはとても楽しみです。
ポットを2つ持っていたのでコーヒーか紅茶か選ぶものだと思っていたら、「コン レチェ?(ミルク入れる?)」と言っていたので、コーヒーとミルクだったみたいです。
ミルク入れてコーヒー飲むのがキューバ式なんですね~
食事はこんな感じ。
ブッフェになっていて、そんなに品数は多くないですが卵を焼いてくれたりします。
特に葉物野菜が少ない印象でした。
お味は…まあ普通です。
豆の煮たやつとピラフみたいなのが美味しかったです。
ブッフェの内容は毎日同じではないので、翌日はなくて残念でした。
朝ごはんの後、少しゆっくりしていよいよ観光に出発します。
(部屋の鏡の前で気合い入れてるところ)
ホテルの前には馬車が並んでました~
なんか、クラシックで絵になりますね!
やはり朝から南国的に暑いんですが、写真だけ見るとヨーロッパみたいな雰囲気だと思います。
近くだともちろん馬糞のにおいがして臨場感ありますよ~
ホテルのすぐ近くにグランマ号(本物)が展示されているのでそこからスタートです!
今回の旅の目的はゲバラ狩りと要塞巡りなのです!!
宿泊しているゼビーリャのはす向かいにグランマ号があって、その裏側が革命博物館となっています。
(我ながら完璧なホテル選び!)
グランマ号について簡単に説明しますと、
1956年にメキシコへ亡命していたフィデル・カストロがチェ・ゲバラなど82名の仲間と共にキューバへ再上陸するのに使った船です。
その後キューバ革命が成功し現在に至るという、現キューバにとって非常に大切なメモリアルとなっています。
当時のカストロは資金難で、ボロくて小さい船をようやく手に入れ、定員20人程度の船に無理やり82人乗り込んで、ほとんど遭難しかけながらもシエラマエストラ近くに上陸できた…という、なかなかハードなハナシです。「漂着」を「上陸成功!」と言い切っちゃうところはやはりキューバ人の明るい前向きさなんでしょう。
もう、こんなん見ただけで泣きそうです…
うわああああああああああホンモノのグランマ号!!(号泣)
銃を持った警備員さんが施設の外側で見張ってます。
厳重に警備されていて近づくことはできませんが感無量です。
これを見られただけでも20時間かけて来た甲斐があったよ…
グランマ号の次は革命博物館です。
入口がよくわからずウロウロしてしまいましたが(そういう人たちいっぱいいた)、グランマ号の反対側の海側から入ります。
入口前に猫がいました。
ハバナは猫も犬もけっこう見かけます。
9:30開館ということで、オープンと同時に入館しました。
入ったところで入場券を購入(8cuc)、荷物は持ち込めないので入場券売り場の横で預けます。
いきなりこんなのがあって心臓に悪いです…
等身大よりやや大きめという感じでしょうか。
クオリティはまずまずですが、顔色悪いのが気になります。
ぬおおおおおおおおおおおコレを見るためにキューバに…(略)
こちらは2階に展示されています。
なんというクオリティとリアリティ(涙)
大変失礼ですが、1階にあったチェよりずっとカッコイイです。
カミ―ロと一緒というのがまたイイですね!
もう狙ったようなショット(笑)
日本ではゲバラほどメジャーじゃないけど、キューバ人はカミ―ロをかなり敬愛しているようです。
ほんっっとイケメンですよね!!
友達にゲバラの写真見せたら「俳優?」と言われたことも。
本物の方がカッコイイです!
これは…そんなに好みじゃない…
ゲバラったら美術の授業の題材のようです。
こういうのが泣ける…
ゲバラのトレードマーク、ベレー帽です。
葉巻のイメージが強いですが、パイプも愛用してたんでしょうか。
ゲバラは喘息の持病があって、葉巻は好きだったというよりは虫よけのために吸っていたという話があります。
ゲバラに関する展示はかなり多いのですが、キューバ革命に関する資料もたくさんあります。
作戦や実際の戦闘、また戦闘による被害など重い展示も多いです。
(スペイン語なので、残念ながらほとんど読めませんでした)
革命に関すること以外のカストロの展示は多くありません。
カストロは、自身が偶像的な存在になるのを避けていて、代わりにゲバラを広告塔にしたような印象です。
こういう展示が本当に心に響きます。
こんな展示も。
博物館の展示もそうですが、ショップやアートでもキューバ人ってセンスがいいというか美意識が高いと思いました。
革命博物館は3階まで展示があり、改装中のようで見られない部分もありました。
そんなに広くないので、ゆっくり見ても1時間かからないくらいでです。
お土産の物販もあります。
近くを散策してツアー代理店などを探し、あんまり暑くてパルケ・セントラルホテルで休憩。
キューバのビール「クリスタル」です。
見た目通り軽めのビールです。
5cucくらいだったと思いますが、税金もチップも加算されないのってラクでいいなあと実感しました…
そのままオビスポ通り方面に行こうかなと思ったけど、疲れたので一旦部屋に戻ります。
部屋に帰ったらこうなってた…