2020年5月15日 えるぞう(犬)の通院記録 ~腸リンパ管拡張症(IBD)と慢性腎不全
こんにちは。えるぞうです。
犬の方のえるぞうの闘病記録です。
前回の通院(4月10日)から約1ヶ月目の状況です。
見たところは普通に元気そうに生活しています。
たまーーに吐くことはあるものの、食欲もあるしこれと言って変わった様子はないと思います。
前回の通院 ↓↓
さて、5月15日の結果です。
Alb 2.6
アルブミン値は前回(4月10日)に比べて回復しています。
検査の精度や体調などによる多少の増減はあるとのことなので、数字にあまり一喜一憂しないほうがいいのかもしれません。
元々の持病のIBDのほうは、今のところそれほど心配することはなさそうです。
BUN 114.2
Cre 2.32
BUNは尿素窒素、Creはクレアチ二ン、どちらも正常値より大幅に高く、腎機能低下が進んでしまっています。
今回、特に心配なのはBUN値が1ついに100を超えてしまったことです。
正常値は9.2~29.2なので、ものすごく高いですよね…
140を超えたあたりから尿毒症の症状が見られ、そうなると点滴をしなければならないようです。
腎機能が低下すると多飲多尿になり脱水状態になります。
そうするとBUN値も上がってしまうので、脱水を解消するために水を多く飲ませるように指導されました。
具体的には、ごはん(ドライフード)に水(ぬるま湯)をかけて与えるように言われました。
実は前回から指導されたようにごはんを与えていたのですが、全く水分が足りていなかったようです。
1回の食餌で100~150cc以上、1日あたり300~500ccを与えてくださいとのことです。
我が家では食餌は1日2回なので、とりあえず1食あたり100ccから始めて慣れてきたら150ccにしていきたいと思います。
P(リン)の値は前回の6.8から6.4とわずかに減少しました。
先月の通院後からリンの吸着剤を飲ませています。
カリナールコンボというサプリメントで、食餌に混ぜて与えています。
これは腎機能が低下しているため尿で体外に排出できないリンを吸着して便から排泄するサポートです。
薬ではなくサプリなのでネットで購入できます。
※ご使用を検討する際は、かかりつけの獣医師さんにご相談の上でお願いします。
前回分(4月10日)の尿の外注検査結果です。
尿中タンパク 348.9
尿中クレアチン 75.3
UPC 4.63
SDMA 28
その他の現時点のデータ。
体重 4.0㎏
投薬(継続中):
エナラプリル(血管拡張剤※ワンハートの後発薬)
1日2回 ※5mg錠(薄桃色)を1/2ずつ
アムロジピン(血管拡張剤)
1日1回 ※5mg錠の1/4に見えます
プレゾロドニン(ステロイド剤)
3日に1回 ※5mg錠の1/2
今回は各検査と40日分の薬を貰って、費用は26,000円ほどでした。
血管拡張剤をジェネリックに変更してだいぶ安くなったのですが、血液・尿・エコーなどの検査でそれなりにかかります。
食餌(ドライフード)はロイヤルカナンの消化器サポート低脂肪を1日に60グラム(30グラム×2回)、その他は茹でたササミ、ジャガイモかサツマイモです。
こちらは現状維持ですね。
2019年12月 キューバ女一人旅⑫ ~破れたお札は使えない!(汗)銀行で50cuc札を交換してもらった話
こんにちは。えるぞうです。
キューバ3日目は、午前中からサンタマリアビーチまで行って帰りにモロ要塞を見学してからホテルまで戻ってきました。
前回の記事 ↓↓
T3バスチケットはあるものの、バスの来る時間がわからなくて疲れたのでタクシーでホテル周辺まで戻ってきました。
とりあえずパルケ・セントラルホテルで休憩。
ここでもモヒートを。
うーーん、やっぱあんまり好きじゃない…
パルケ・セントラルはやはり高級ホテルだけあってとても素敵です!
(お金があれば泊まりたい)
キューバのホテルスタッフは当然公務員ですが、ホテルのランクによって対応というかスタッフ教育のレベルが違うんだなあと思いました。
とはいえ、やはり人間同士なのでスタッフと客の相性はあるので、イマイチな対応もないわけではありません。
日本だとそういう場合はスタッフ側(サービスを提供する側)が悪になってしまうことがほとんどなためムリヤリでも客に合わせることを是としますが、こちらでは相性の悪さを修正しようという気はなさそうです。
考えてみれば当たり前のことなんだけど、日本では許されないレベルのことが自然なのって、とてもいいなあと思いました。
カバーニャ要塞のチケット売り場で50cuc札で支払おうとしたら受け取ってもらえなかったことを前回記事にしました。
実はその札が少しだけ破れていて(財布のファスナーに噛んでしまった)、「broken」と言われ、もしかしてマズイことなのかも…と思ったのです。
高級ホテルなら受け取ってくれるかもと思い、パルケ・セントラルでその札を渡してみたところ受け取ってくれたのですが、やはり破れているので受け取れないと断られてしまいました。
さすがに高級ホテルだけあって、申し訳なさそうに返してくれて、銀行で交換すればOKと教えてもらいました。
しかしキューバの銀行の営業時間が定かでない上、すでに夕方近く…
そして、明日は土曜日!
ああ5,000円ほどが紙くずになるのか…と、あきらめきれない気持ちで急いでホテルに戻り、エントランスに常駐している英語が話せるスタッフに相談してみました。
すると、
「今日の銀行の営業は終わっているが明日はやっている」
なんと!!
土曜日もやってるの?何時から何時まで?どこにある?
いろいろ教えてもらいました。
(詳しい営業時間は知らないのか決まってないのかあいまいでした)
助かった…
銀行の場所はホテルの近くだということなので、念のため下見に行っておくことにしました。
どうせ営業してないのにまだ焦りながら角を曲がろうとすると、「Hellow」と話しかけてきたキューバ兄ちゃんがいました。
えるぞう 「Ola」
兄ちゃん 「Where are you from?」
えるぞう 「ハポン(急いでるの!)」
兄ちゃん 「What are you doing?」
えるぞう 「I'm hurry」
兄ちゃん 「I love you」
キューバ人は本っ当に人懐っこいです。
でも急いでるときは困ります。
考えてみれば別に急ぐことはないんですよね。
教えてもらった銀行は宿泊したセビーリャの1ブロック隣の逆サイド(通り側)で、確かに閉まっていたけど場所を確認できたので安心しました。
そして、翌朝。
開業時間がわからなかったけど、観光に出かける前の9時くらいに行ってみたらすでに営業していて順番待ちをしている人がいました。
恐る恐る中に入ってみると、案内してくれるシニョーラがおられて壁沿いに並んでいる椅子に座って待てと言われたんだと思います。
その椅子がまたボロイ!
自分以外は地元の人しかいませんでした。
日本の銀行と同じようにカウンターの窓口がいくつかあって、内容ごとに違うのかまではわかりませんでした。
撮影したかったんだけど、スマホのカメラを覗いていただけで怒られてしまいました。
そりゃそうですよね。ゴメンナサイ。
スマホを渡して撮影してないかどうか確認されました。
外観だけ撮影してきました。
隣にATMがあります。
さて、順番待ちしながら窓口の方へずれていく感じで、5~10分くらいで窓口から呼ばれました。
お札を出して破れているところを見せながら「チェインジプリーズ」と言ったらすぐわかってくれました。
あっけないほど簡単でした。
よかった~~
もう一度まとめると、
・キューバでは破れたお札は使えない
・破損したお札は銀行で交換してくれる(無料)
・銀行の休業日と営業時間は要確認
・銀行内は撮影禁止
です。
最初はドキドキしたけど貴重な経験になりました。
何より5千円が無事でホッとしました(笑)
2019年12月 キューバ女一人旅⑪ ~モロ要塞は壮大で不気味で大航海時代が迫ってくる
こんにちは。えるぞうです。
サンタマリアビーチからハバナ方面に戻り、カバーニャ要塞前でバスを降りました。
前回の記事 ↓↓
カバーニャ要塞前ということですが、モロ要塞とカバーニャ要塞の間くらいにバス停があります。
バス停から海側に坂を上ったところ、海の際にモロ要塞がそびえ立っています。
モロ要塞は1589年に建造され、運河を挟んでハバナの対岸に位置しています。
まさに海の突端、ハバナの海の入り口を地上側から見張り、そして守っている砦そのものです。
「Morro(モロ)」とは「航海のランドマークになる岩」のことだそうで、海側の遠くからでもよく見えたことと思われます。
そしてモロ要塞は、あのフランシス・ドレークの攻撃を退けたという実績があるそうです!
ああここでドレークの話題が出て来るとは…
えるぞうは大航海時代とか帆船が大好きで、ドレークの船であるゴールデン・ハインド(のレプリカ)を見るためにわざわざロンドンまで行ったことがあります!!
もう、自分の興味が、いや愛がどこまでも繋がっていくのが止められない…
キューバ、ありがとう。
さて、モロ要塞の入り口近くに概要の案内があります。
要するに広いです。
中にはカフェなどもあります。
要塞の外側には客待ちタクシーもけっこういるので、ホテルに帰るのも心配なさそうです。
威風堂々です。
見られる範囲によって入場料が違うようです。
この時は8cuc払ったんだと思います(多分)
大きい札で払おうとしたら受け取ってくれなかった記憶があります。
こんな立派な施設でもダメなのね…
入口の反対側はお約束のお土産屋さん。
帰りに寄りましょう。
迫力の城壁!
写真では伝わらないけど実物はかなりデカイです。
高所で歩きにくい場所もかなりありますが、日本人のツアー客(なかなかご高齢の)も多くおられて、己の体力のなさを痛感いたしました。
チケットを購入すると、こんな通路を通って要塞の内部へ。
入口があんまりオープンじゃ要塞はダメよね…
内部です!
これよこれ!!これが見たかったの~~(感涙)
海辺に建っているという以外は城壁の内側という感じで、ロンドン塔などに似た雰囲気があります。
同じように威圧的で不気味(笑)
建物の内部は、部屋というよりは洞穴のようなドーム状の造りになっています(全部じゃないかも)
博物館のように展示物があるところ、カフェとして使われてるところと、ただの空間で見られないところもあります。
逆側を見たところ。
大砲の奥に小さく「←Bano(バーニョ)」という目印があるのですが、バーニョはトイレのことです。
紙を渡してくれるおばちゃん、いやsenoraがいるのでチップが必要です。
いくらだったか忘れてしまいましたが、1/4cuc程度だったと思います。
順路が…よくわかりません。
この階段は、確か海側(運河側)の方に通じていたと思います。
壁に囲まれているので位置関係がよくわからず、当時の人たちはわからなくならなかったんだろうか…などと余計な心配をしてしまいました。
展示があるスペースは隣と繋がってる部分もあり、奥の方で隣に行ってみると小舟が置いてありました。
当時のものがどうかは微妙な感じですが、怖くなるほどのリアリティがありました。
部屋(穴)のひとつに礼拝堂が。
当時のスペインのキリスト教に対する執念ともいえる熱狂を感じました。
こんなのも。
恐らく水道ではないかと思います。
さすがにスペインは当時の一等先進国ですね。
海に向かった城壁外に出たところ。
突端の近くの場所で、今はなくなっているけど大砲が設置されていた跡があります。
この城壁に海賊など、スペインから見た罪人を吊るしてたんだろうなあと思うと、陰惨な歴史が真に迫ってくる気がします。
海に面した場所にはいたるところに大砲があります。
当時のものでしょうか、かなり錆びついていますが車輪なども見ることができます。
大砲は衝撃を吸収するため前後に動くよう車輪がついていますが、向きも360度変えることができるんですね。
円状のあとが残っています。
旧市街を臨む。
こんなスゴイ要塞あっても敵船は近づいてきたんでしょうか…
出口から見たところ。
入っていく人がいるので入口と近くなんですね…
最後まで順路はわかりませんでした。
石造りで高低差があるため階段や坂が多いので、なかなか歩きにくい施設ですがかなり見ごたえはあります!
ハバナの4つの要塞全て見学した中でここが最も迫力あると思います。
その分ハードです…
ついでに隣にあるカバーニャ要塞も見に行こうかと思い、近くまで行くには行ったのですが、細かいお金がなくチケット売り場で断られてしまったので、旧市街に戻ることにしました。
いやあ…疲れました。
帰りもT3バスが来てればそれでセントラル公園まで帰れたのですが、バスの時間が読めず待つ気力もなく…
タクシーに声をかけられたので交渉してみます。
15cucと言われたのですが、細かいお金がなく(10cucはタクシー代として残しておいた)、12じゃダメかと言ったらこの車ではダメだから待ってろと言われる。
声を掛けてきた運ちゃんがどこかに電話して、しばらくするとボロイそれはもう日本だったら10回くらい廃車してるレベルの小さい車が来てくれました。
結局、それに乗って帰ることができたのですが、午後はわりと上手くいかなかったなあ…
というより、キューバという国のルールというかペースがわからない感じです。
古い車ゆえに冷房などはなく、モロ要塞側と旧市街側は地下道路でつながっていて、ここを窓全開で走るもんだから排気ガスがスゴイ!
毎回いろんなことがカルチャーショックです。
あ、運ちゃんは親切でしたよ~
2019年12月 キューバ女一人旅⑩ ~ハバナ・バスツアーT3でサンタマリアビーチへ、カリブ海(ホントは大西洋)を眺めながらロブスターランチ
こんにちは。えるぞうです。
キューバ3日目です。
前回の記事 ↓↓
まだキューバに慣れてない感じですが、今日は遠出してみようと思います。
遥々キューバにやって来た目的のひとつは憧れのカリブ海をナマで見ることなのです!
今日の朝ごはん。
お米の料理がなかった…
肉系(特に加工品)は充実してます。
海の話に戻すと、当初はカヨ・ラルゴという小さな島に日帰りで行ってみたいと思っていました。
前日に現地のツアーデスクに行ってみましたが、けんもほろろにないと言われました…
(こういう手続き関係はほんっとに素っ気ないです)
他のホテルのツアーデスクにも行ってみましたが、対応の差はあってもどこも同じ回答だったので、逆にキューバの公的な旅行会社は適当な対応をしているわけではないと感じました。
カヨ・ラルゴがダメならバラデロでも…と思ったんですが、こちらも曜日が限定されていて無理でした。
ここまでは前日の話です。
カヨ・ラルゴもバラデロも不可、でも海は見たい!!
ということで、難易度を大幅に下げてサンタマリアビーチに行ってみることにしました。
サンタマリアビーチはハバナ旧市街から西の方へ20kmほど(車で30分くらい)にある素朴なビーチです。
週末は地元の人たちで賑わうローカルなスポットらしいです。
ハバナバスツアーという観光バスのT3(1日券が5cuc)というラインで行けるみたいです。
T3バス始発の9:00ちょっと前にバス停のあるセントラル公園に向かいます。
なんて晴天!!
ホセ・マルティさんの像はいろんなとこにあります。
フィデル・カストロの像があればきっと大騒ぎしてたと思います。
(本人の意志によって作らせなかったとか)
さて、セントラル公園はバスの発着もありますが、客待ちのタクシーもたくさんいます。
歩いてるだけで「Taxi?」と声かけられます。
それがとんでもないイケメンに声かけられて思わず二度見しました。
(写真撮らせてもらえばよかった…)
そりゃあもう映画俳優か?!てくらいで、あんなイケメンに(商売でも)声かけられるなんて日本では考えられません(笑)
T3のルートと時刻表です。
カバーニャ要塞を通ってビーチエリア3ヶ所にバス停があります。
終点の「Hotel Atlantico」というところが落ち着いた感じでよさそうなので行ってみることに。
こちらはT1のバスツアーで、主に市内の有名どころを廻ります。
ルーフトップになっていて写真撮るのに良さそうですね~
こちらの1日券は10cucでT3より高いです。
それにしてもいい天気。
こちらがT3のバスです。普通の見た目です(笑)
乗るときに人数だけチェックしてるようで、チケットは乗車してから買います。(係の人がまわってきます)
中国の中古車両っぽい感じで、中長距離バスらしく後ろにトイレがありましたが、カギがかかっていて使えませんでした。
全部じゃないかもしれないけど、バスのトイレは期待しないほうが無難です。
カバーニャ要塞を通って海沿いを走ること30分ほど、特に波乱もなく目的地へ到着しました。
さすがに市街と違ってのんびりした感じです。
リゾートホテルが何軒かあるくらいで、これと言った施設はありません。
一応、帰りの時刻表をチェック。
もちろんこの通りには来ません(笑)
バス停近くの売店の横を通ってビーチへ。
こんな感じの狭い道の向うに…
青い海が…
来たよ~~カリブかーーーい!!
正確には大西洋ですよね…(><)
本当に本当のカリブ海見たかったなあ…
ああ、カヨラルゴ(涙)
気を取り直して、ビーチタイムを満喫します!
水着も持ってきてないけど、海の近くでぼんやり読書したりするのが大好きです。
前方に見えるようなチェアーに寝てます。
有料なので昼過ぎくらいに集金にきました。
6cucの贅沢!!
(パラソル、チェアー×2でそれぞれ2cucだそうです)
昼近くになると、飲み物などを売りに来てくれます。
ビール2cuc。ますます贅沢!
調子に乗って、ロブスターも注文してみました。
18cucくらいだったかと。
お味は…まあ普通です(こればっか)
焼いたデカイ海老という感じで、肉厚で硬めなので食べ応えあります。
シーフード全般に言えるのですが、下ごしらえの問題か冷蔵設備が不十分なのか、なんとなく腐敗臭を感じます。
誤解なきように願いますが、別に悪いものを提供しているというわけではないです。
ただ、日本の鮮魚のようなクオリティは求めるべきではないと思ったほうがよいです。
これは途上国あるあるだと思うのですが、外で食事をしてるとハエが集まってきます。
オーガニックゆえと思えば逆に虫がいないのをオソロシク感じる気も致します。
午後になると雲も晴れて、空も海も一段と美しいです!
良く撮れた写真を選んだつもりなんですが、実際はもっともっと綺麗なんです!!
あの感動を伝えきれないのがもどかしい!
ホントは1時間くらいボーっとしてハバナに帰るつもりだったのですが、あんまりシアワセで3時間くらい1人ビーチを楽しんでいました(笑)
そろそろ帰ろう…その前に自撮りを。
本当に名残惜しいですが、バス停に戻ります。
バス、来てるといいなあ…
後ろ髪引かれつつバス停に行ってしばらくすると、バスが来るには来たのですが、何やら怒って説明していなくなっちゃいました。
その場にいた日本人のご夫婦に話しかけてみると、出発まであと30分以上あると言ってるようです。
お互い困りつつ、バス停近くに1軒だけあるレストランで待つことに。
ご飯は食べたばかりなので飲み物だけ…と思ったら、食事しないとダメだと言われました。
さっきビーチでこの店のロブスター食べたんだけど(怒)
そう言ってみようかと思ったけど(この店から出前してたようです)、語学の壁に敗れました。
ていうか、めんどくさい。
結局ビーチに戻って売店でビール買います。
まあ、こっちのほうが幸せだな(ルサンチマン)
トイレだけは借りておけばよかったと思いました。
ビーチにはトイレはない感じです。
近くにホテルがあるので、そこに行けばあると思います。
見納めのサンタマリアビーチ。
余談ですが、ビールは2cucで手持ちに小銭がなく10cucで払おうとしたら、売店の兄ちゃん、おつりがないという。
くずしてくるから待てと言われ、とりあえず5cucだけ受け取る。
そんなことしてるうちにバスの時間が…
また乗り遅れるなんてイヤだ!
さっきの兄ちゃんに「I have no time.One more beer,and 1cuc for you,OK?」と言ってみたら喜んでました。
ウィンウィンですね(違)
今回はうまく乗ることができました…
先ほどのご夫婦は乗られていなかったようで心配です。
中心地からちょっと離れる時の教訓。
・時刻表は当てにならない
・時間に余裕をもって行動する
・終バスは来ないこともある
行くときは難しくないけど、帰るときは緊張感ありますね。
スペイン語ができればずっと難易度下がるんでしょうが…
いろいろと勉強になりました。
2019年12月 キューバ女一人旅⑨ ~ハバナ旧市街を散歩してビエハ広場でランチビール、フエルサ要塞で帆船模型に狂喜する
こんにちは。えるぞうです。
2日目ハバナ観光の続きです。
前回の記事 ↓↓
革命博物館等を見学してホテルで休憩した後、オビスポ通り方面をぶらぶらしてお昼ごはんにしたいと思います。
おお~~これが有名なフロリディータ。
フローズンダイキリが名物だそうで、外まで人が並んでます!
個人的には後ろの建物が年季モノ過ぎて気になります…(倒れそう)
オビスポ通りです。
ホントに賑わってますね~
お土産屋さんとかバーとかがいっぱいあります。
日用品的な物販もあるのですが、そっちはあんまり品物がなさそうな感じです。
ゲバラ関係のお土産や民芸品以外の物資は不足してるなあという印象でした。
いきなりこんなんあってマジで驚きました…
お土産屋さんのぞいてたらおっちゃんが自転車乗ってきたので何となくそっちを見たら巨大な魚が。
思わず後ずさるくらいびっくりしてたら前にもあって逆に落ち着きました(笑)
長閑…ですよね。
旧市街はオビスポ通りやオレイリー通りあたりが賑やかで観光客だらけです。
おシャレなレストランやお土産やさんもたくさんあって、街歩きが楽しいです。
もちろん現地の人たちの生活の場でもあり、一本違う通りに行くとローカルなさびれた雰囲気があります。
道は舗装されていますが、やはり整備されていないところも多いので注意して歩いたほうがいいです。
道路の状態とか、なんとなくゴミと排気ガスのにおいが漂っている感じとかが東南アジアに似てる気がします。
ビエハ広場に来ました。空が青い!
ここにたどり着くまでけっこう迷って、キューバの人に教えてもらいました。
「Where are you from?」
「ハポン。ソイ ハポネサ」
「Where do you go?」
「プラサ・ビエハ。Where?」
キューバの人たちってホントによく話しかけてくれます。
手続き関係はつっけんどんなことが多いけど、街中ではめちゃくちゃフレンドリーです。
スペイン語しか通じないというイメージでしたが、ほぼ英語ででなんとかなります。
たまに「コンニチハ」も言われました。
東洋人を見ると「チーナ(中国人)?」と言われることが多いと聞いていましたが1回だけで、あとは「Where are you from?」とか「コンニチハ」と話しかけられることが多かったです。
ビエハ広場にある「ファクトリア・セルベサス・イ・マルタス」でランチです。
セルベサはスペイン語でビールです。
このお店は「地球の歩き方」にも載ってます。
観光客慣れしてるのか、店の前をウロウロしてると席に案内されてメニューの説明をされます。
ビールはたったの2cuc、シーフードプレートは13cucでOKよ。
的な説明をされ、まあいいかとそれでお願いしました。
ビールが来ました。
地ビール的な感じで風味が強いです。
あんまり冷やし過ぎないで飲むものなのかそんなに冷たくありません。
苦みと酸味があって味わい深いです。
(昼間ではなく夜に飲みたい味だと思う)
シーフードプレートだそうです。
えびオンリーだけど。
味は可もなく不可もなく…
キューバって海に囲まれてるから海産物が美味しいのかと思ったらそうでもないなと思いました。
流通とか保存がまだまだな感じです。
なかなか難しいですよね…
お米を食べる文化なのは嬉しいです。
そして、お代はなぜか18cucでした。
話の通りなら15cucでは?
チップだと思ってそのまま払ってきました。
別に下に見てるわけではないのですが、頑張っている国を見ると応援したくなります。
逆に某大国のように高額チップを常識とかマナーのように強制するのは、雇用者の義務を怠ってるように思うのです。
(基本的にはチップの多寡は気持ちの問題と思ってます)
ランチの後、運河の向こう側のモロ要塞などに行ってみるつもりでしたが、タクシーが捕まらず(正確には金額交渉の折り合いがつかず)今日のところはやめました。
地球の歩き方に載ってるタクシーの相場ばずいぶん前のものらしく、12~15cucほどが相場のようです。
そして、値切れないことのほうが多いです。
予定を変更して、ビエハ広場から近くのフエルサ要塞に行くことにしました。
要塞の入り口でやはりキューバ人に話しかけられ「Where are you from?」「ハポン」といういつものやり取りをしたら、握手して手にちゅーされました(笑)
入場料は3cuc。
革命博物館は高いなあ…
フエルサ要塞は1558年に建設され、ハバナの4つの要塞群で最初に築かれたものです。
タイムスリップしたような、当時の光景を妄想してしまいます…
あのヘンな(失礼)カボチャズボン履いたスペインの兵隊がいて、海の向こうからは海賊がドンパチやってたんだろうな~~
こういう開口部の造りとか特に萌えます。
フエルサ要塞は上から見ると四角形のようになっていて、四隅にそれぞれ塔のような建物があり、それを繋ぐように真ん中部分がある感じです。
現在も内部は4つのエリアに分かれていて、当時の石造りのまま博物館みたいに展示物がたくさんあります。
武器など当時の遺物や海から引き揚げた財宝のほか、立派な帆船模型もたくさんあります。
帆船ファン垂涎のガレオン船です!!(涙)
船尾楼が大好きです!
スケルトンで内部を見られる模型も充実してて嬉しい!
特に左側の模型は初めて見るタイプで感動しました。
日本でこんなにすごい帆船模型が見られるところはないと思います。
やっぱり中身がどうなってるかじっくり観察できるってロマンを掻き立てられます!
フエルサ要塞すげえ!!
これとかもう神レベルです。
時間があれば1日中貼りついてたいくらい。
フエルサ要塞ありがとう。キューバありがとう。
上の帆船模型の大きさが伝わりにくいと思うのでゴキゲンなえるぞうと一緒に。
狂喜して見学してたら係員のおばちゃんがいろんなとこで写真撮ってくれました。
ついでにゲバラの現地通貨コインを(高額で)交換してくれました。
まあチップですね…
沈没船の中から引き揚げたと思われる宝飾品もたくさんありますが、銀貨もたくさんありました。
これはポトシ銀山から運んだ銀のなれの果てでしょうか。
コンキスタドールたちの良く言えば熱意、悪く言えば強欲さ目の当たりにしたような気がします。
そしてインカの民の想像を絶する苦難も。
異なる価値観同士が海を越えて出会った時代の一端を見ることができました。
2019年12月 キューバ女一人旅⑧ ~ホテルの朝ごはんとハバナ観光、チェ・ゲバラを探しにグランマ号と革命博物館へ
こんにちは。えるぞうです。
いよいよハバナ観光スタートです!
前回の記事 ↓↓
前日(実際は今日)遅くなったので朝はゆっくりするつもりだったのですが、時差のせいか空腹のせいか早く目が覚めてしまいました。
朝食はホテルの1階にあるレストランで、7時からオープンということです。
一般的な朝食提供時間より遅い感じです。
7時ちょっと前にレストランに行くと、オープンを待ってる人がいました。
(日本人もそこそこいます)
入口で部屋番号を訊かれたので「オチョ ベインティウノ(821)」と言ったら喜んでくれました。
通じてよかった。
このレストランもクラシックな雰囲気です。
とりあえずコーヒーを貰います。
旅先でゆっくりご当地のコーヒーをいただくのはとても楽しみです。
ポットを2つ持っていたのでコーヒーか紅茶か選ぶものだと思っていたら、「コン レチェ?(ミルク入れる?)」と言っていたので、コーヒーとミルクだったみたいです。
ミルク入れてコーヒー飲むのがキューバ式なんですね~
食事はこんな感じ。
ブッフェになっていて、そんなに品数は多くないですが卵を焼いてくれたりします。
特に葉物野菜が少ない印象でした。
お味は…まあ普通です。
豆の煮たやつとピラフみたいなのが美味しかったです。
ブッフェの内容は毎日同じではないので、翌日はなくて残念でした。
朝ごはんの後、少しゆっくりしていよいよ観光に出発します。
(部屋の鏡の前で気合い入れてるところ)
ホテルの前には馬車が並んでました~
なんか、クラシックで絵になりますね!
やはり朝から南国的に暑いんですが、写真だけ見るとヨーロッパみたいな雰囲気だと思います。
近くだともちろん馬糞のにおいがして臨場感ありますよ~
ホテルのすぐ近くにグランマ号(本物)が展示されているのでそこからスタートです!
今回の旅の目的はゲバラ狩りと要塞巡りなのです!!
宿泊しているゼビーリャのはす向かいにグランマ号があって、その裏側が革命博物館となっています。
(我ながら完璧なホテル選び!)
グランマ号について簡単に説明しますと、
1956年にメキシコへ亡命していたフィデル・カストロがチェ・ゲバラなど82名の仲間と共にキューバへ再上陸するのに使った船です。
その後キューバ革命が成功し現在に至るという、現キューバにとって非常に大切なメモリアルとなっています。
当時のカストロは資金難で、ボロくて小さい船をようやく手に入れ、定員20人程度の船に無理やり82人乗り込んで、ほとんど遭難しかけながらもシエラマエストラ近くに上陸できた…という、なかなかハードなハナシです。「漂着」を「上陸成功!」と言い切っちゃうところはやはりキューバ人の明るい前向きさなんでしょう。
もう、こんなん見ただけで泣きそうです…
うわああああああああああホンモノのグランマ号!!(号泣)
銃を持った警備員さんが施設の外側で見張ってます。
厳重に警備されていて近づくことはできませんが感無量です。
これを見られただけでも20時間かけて来た甲斐があったよ…
グランマ号の次は革命博物館です。
入口がよくわからずウロウロしてしまいましたが(そういう人たちいっぱいいた)、グランマ号の反対側の海側から入ります。
入口前に猫がいました。
ハバナは猫も犬もけっこう見かけます。
9:30開館ということで、オープンと同時に入館しました。
入ったところで入場券を購入(8cuc)、荷物は持ち込めないので入場券売り場の横で預けます。
いきなりこんなのがあって心臓に悪いです…
等身大よりやや大きめという感じでしょうか。
クオリティはまずまずですが、顔色悪いのが気になります。
ぬおおおおおおおおおおおコレを見るためにキューバに…(略)
こちらは2階に展示されています。
なんというクオリティとリアリティ(涙)
大変失礼ですが、1階にあったチェよりずっとカッコイイです。
カミ―ロと一緒というのがまたイイですね!
もう狙ったようなショット(笑)
日本ではゲバラほどメジャーじゃないけど、キューバ人はカミ―ロをかなり敬愛しているようです。
ほんっっとイケメンですよね!!
友達にゲバラの写真見せたら「俳優?」と言われたことも。
本物の方がカッコイイです!
これは…そんなに好みじゃない…
ゲバラったら美術の授業の題材のようです。
こういうのが泣ける…
ゲバラのトレードマーク、ベレー帽です。
葉巻のイメージが強いですが、パイプも愛用してたんでしょうか。
ゲバラは喘息の持病があって、葉巻は好きだったというよりは虫よけのために吸っていたという話があります。
ゲバラに関する展示はかなり多いのですが、キューバ革命に関する資料もたくさんあります。
作戦や実際の戦闘、また戦闘による被害など重い展示も多いです。
(スペイン語なので、残念ながらほとんど読めませんでした)
革命に関すること以外のカストロの展示は多くありません。
カストロは、自身が偶像的な存在になるのを避けていて、代わりにゲバラを広告塔にしたような印象です。
こういう展示が本当に心に響きます。
こんな展示も。
博物館の展示もそうですが、ショップやアートでもキューバ人ってセンスがいいというか美意識が高いと思いました。
革命博物館は3階まで展示があり、改装中のようで見られない部分もありました。
そんなに広くないので、ゆっくり見ても1時間かからないくらいでです。
お土産の物販もあります。
近くを散策してツアー代理店などを探し、あんまり暑くてパルケ・セントラルホテルで休憩。
キューバのビール「クリスタル」です。
見た目通り軽めのビールです。
5cucくらいだったと思いますが、税金もチップも加算されないのってラクでいいなあと実感しました…
そのままオビスポ通り方面に行こうかなと思ったけど、疲れたので一旦部屋に戻ります。
部屋に帰ったらこうなってた…
2019年12月 キューバ女一人旅⑦ ~HOTEL SEVILLAにチェックインして夜食とWi-Fi
こんにちは。えるぞうです。
2019年キューバ旅行の続きです。
前回の記事 ↓↓
羽田を出ておよそ20時間、ようやく宿泊するセビーリャホテル(オテル・セビーリャ)にチェックインしました。
セビーリャは高級ホテルが集まっているマルティ通りの近くにあり、オビスポ通りなどの賑やかな街中へも徒歩圏内です。
比較的高級な地区にありながらもリーズナブルな3つ星ホテルです。
(以前は4つ星だったらしいです)
キューバはカサ・パルティクラルといういわゆる民泊も充実しているようですが、女一人旅で初めての場所ということで冒険せず無難な選択をしました。
Expedia(エクスペディア)で予約して、4泊朝食付きで43,536円でした。
エントランスの階段をのぼるといきなりキューバ感満載。
堂々としたクラシックなホテルです(古いとも言う)
チェックインカウンターの横にバーもあります。
すでに日付も変わっていますが、チェックインしてカードキーを受け取ります。
日本的に親切とかではないですが、わりとスムーズに対応してくれました。
エレベーターで8階へ。
これが…古い、いやボロイ…
建物が古ければ当然設備も古いわけで、その古いものをだましだまし使用しているという感じです。
吹き抜けになっていて下を見ると怖いです…
いや、手摺り低すぎますから。
宿泊した821号室。
カードキーが作動しませんでした。
なぜか海外でよくこういうことに遭遇して、受け取った鍵で部屋に入れなかったのはこれで3回目です。
荷物を引きずってまたロビーに戻り、カードキーを交換してようやく部屋に入れました。
シングルルームです。
構造上なのか、左奥の天井が斜めになっていて低めです。
低くなっている部分にクローゼットがあり、金庫も設置されています。
なかなか余裕のある作りなのですが、このエリアは排気が悪いのか匂いが籠るのが気になりました。
可もなく不可もなく揃っているという感じです。
但し、調度関係は全体的に古く欠けているところがあったりして、昔は高級感のある作りだったのだろうなあと思います。
水回りもまずまずそろっています。
ないと思っていたんですが、シャンプーなども一応置いてありました。
(持参したので使いませんでした)
もちろん清潔なんですがタオルがかなり古くて、やはりキューバはいろいろなモノが手に入りにくいんだろうなあと思いました。
なんでも揃ってはいるけど、とにかく備品系は古いです。
それと、やはり設備が古いです。
(仕事柄、どうしても設備保守は気になる)
給水はそれほど感じませんでしたが給湯はイマイチ出が悪いです。
特に気になったのは排気で、排水管から匂いが上がってくる感じがありました。
部屋にエアコンと換気扇が設置されていますが、床が石で寒いので換気扇しか使いませんでした。
夜は換気扇でも寒いのでオフにすると、匂いが気になる感じです。
まあ仕方ないんだろうなあと、トイレの蓋閉めて、バスルームとクローゼットの扉を閉めておくようにしました。
部屋の点検が終わったところで、やはり寝る前に一杯やりたい!
ということで、またロビーに降りていきました。
すでに夜中の2時近いでしょうか。
エントランスのあたりにいたホテルマンにビール買える店はないかと訊いてみたら、もう店は閉まってるけどホテルのバーはやってるよと教えてくれたのでそうすることに。
どこまでロビーでバーなのかよくわかりませんが、カウンターに行って注文してきます。
待ってる間に、隣のカウンターでWi-Fiについて訊いてみます。
キューバはネット環境が制限されていて街中でカードを購入してWi-Fiスポットに行かなきゃ繋げないと思っていたのですが、セビーリャはホテル内で完結できて便利です。
カウンターで1時間単位で購入できます。
レシートみたいなのを渡してくれて、それにIDとパスワードなどが記載されています。
この時は2時間購入して4CUC払いました。
(写真は別の日の)
別の日に買った時は1時間1CUCだったんですが…←ちゃんと確認した
夜遅かったし、間違えたんだと思っとくことにします。
こんな感じのログインページから入ります。
もちろん部屋でも使えるしまあまあ速いし、ネットではあんまり困ることはありませんでした。
(もちろんホテルでしか使えないわけですが)
ネット繋いで待っていたら酒が来たですよ!!
ビール飲もうと思ってたのについモヒートを。
キューバ初モヒートです!
…正直なところ、そんなに好きではありません。
なんでしょう…
見た目通りの味で安心します。
美味しいということです。
(ただし多い…)
ハムチーズサンドはどこで食べても失敗のない素敵な食べ物だと思います。
両方で8とか9CUCくらいだったと思います。
ホテルで一杯やって美味しくて安くて満足です!
結局、床に就いたのは3時くらい。
非常に長い旅(移動時間)でした…